古い家のリフォームをしています
私が嫁いでから50年が過ぎますが、その前から建っていた家のリフォームを、先週から始めています。とりあえず、玄関からです。新しくしたサッシの周りは、板を張ってあります。「あれっ、ちょっと珍しい張り方だな。」と思って、大工さんに聞いてみました。「下見板張り」といいます。 調べてみると、横羽目板壁の一種で、上方の板の下端を下方の板の上端に羽重ねにして張る方法です。板を平坦に張るよりも、雨水の浸透を防ぎやすいので、和風・洋風とも木造建築の外壁に使用されます。和風下見では、柿渋などを塗って化粧と防腐を兼ねることが多いのです。我が家の一番古い家は、この外壁になっています。今までに一度もリフォームしていませんよ。日本建築は凄いですね。このリフォームは、いすみ市新田野の「建築加曾利」が行っています。私は全信頼を寄せています。(許可をいただいて掲載)