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近況報告

キョンの皮で作ったスマホケース

 

 

 皆さんは、いすみ市の人口とキョンの頭数を比べたとき、どちらが多いと思いますか?。人口が約36000人に対して、キョンは約50000頭生息しています。私が世話をしている畑にもずいぶん入られて、野菜から花まで全部食べられてしまいました。生態を知るために勉強もしました。やっと、対策の成果が出てキョンは畑の中には入ってきません。キョンに対して私は少し考え方が変わってきています。キョンだって必死に生きています。里山で見られるようになったのは、人間が里山の管理をしなかったり、美味しいものを捨てたりしているので、里山の方が住み心地が良くなったのです。私たちにも責任があるのです。いすみ市には、キョンを捕まえるだけでなく、皮をはいで、印伝の皮まで加工している人がいます。しかも、少し前にこのキョンの皮(印伝)を「房州印伝」という商標登録までしてあるのです。私は、「房州印伝」で初めてスマホケースを友達に作ってもらいました。この写真の赤いところだけが印伝です。全部印伝にしたら材料費が高くなって加工ができません。それだけ価値があるのです。この肌触りの良いスマホケースを毎日肩にかけて出かけます。

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コシヒカリの稲刈りが始まりました

 

 お盆が終わりましたので、いよいよコシヒカリの稲刈りが始まりました。もちろん、コンバインで刈り取ります。最新のコンバインは、操縦するところが部屋になっていて、しかもクーラー付きです。大型なので、あっという間に作業は終わってしまいます。古いコンバインを使っている人たちは、日に照らされて暑いと思います。数日前に知り合いが来て、「やっと稲刈りが終わったよ。暑すぎてどうしていいか分からなかったよ。」と言ってました。「本当におつかれさまでした。」と声をかけました。私たちが生きるためには、農業と漁業は、とっても大切です。日本の自給率は、年々下がってきています。今年の米価が気になります。重労働ですからね。熱中症には、くれぐれも気を付けて刈り取ってくださいね。

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童謡「月の沙獏」をご存知ですか?

 

 私は、御宿海岸にある「ラクダ像」をよく見に行きます。仕事の関係で、長年お世話になったところでもあるし、景色が大好きだからです。先月、保育所訪問をしたら、黒板にこの歌詞が貼ってありました。私は、「この歌を知っていますか?」と聞いてみました。子どもたちは「歌えるよ。」と言うのです。「じゃあ、植えちゃんに聞かせてくれる?」と言うと、「いいよ」と言って立って歌ってくれました。知らない人が多くなってきているこの童謡が、小さな子供たちに引き継がれていることに感動しました。作詞者である「加藤まさを」さんは、静岡県藤枝市の出身です。晩年は、御宿町で暮らし、1977年、この御宿町で生涯を閉じたのです。だから御宿町と月の沙獏は切っても切れないのです。【月の沙獏を はるばると 旅のラクダが ゆきました 金と銀との   くらおいて 二つならんで ゆきました】皆さん、歌えますか?。よかったら口ずさんでみてくださいね。

 

 

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この野菜の名前を知っていますか?

 

 私は、10年以上前から数年間、この写真の野菜を作っていました。多分、スーパーや直売所でもみられないと思います。実は。知り合いから「この豆を知っている?」と言いながらいただいたのです。思わず「うわぁ、懐かしい。四角豆でしょ。」と言ったら、「知ってるんだ。」と驚いていました。「ずっと前は、作っていたよ。」と言いました。つる性なので、支柱を立てるのが面倒でやめたのです。この豆は、断面がひだの付いた四角形という特徴があります。沖縄では、「うりずん豆」とも呼ばれています。葉や花も食用になります。食べ方は、さっとゆでてから、サラダや和え物、おひたしなどで食べるのがお勧めです。私はてんぷらで食べていました。来年は絶対に栽培しますからね。懐かしい四角豆。

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「涼しくなりましたね」という言葉が、いつになったら聞けるのかな?

 

 家の中を歩いていても、汗が出てくる毎日です。室内の気温が、31℃ありますからね。今朝7時から畑に有機の肥料をまきました。9月の中旬の種まきの準備です。たった40分だけ体を動かしたのに、ひーひーしていました。終わって室内にこもりました。出かければガソリン代はかかるし、室内にいれば電気代はかかるし、考えると頭痛が起きてきます。いくら涼しい里山でも、今年は別格です。アサガオさん、本当に元気だね。人は、みんなぐったりです。涼風が吹かないかな。早く秋になってほしいです。

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